最近は誰でも手軽に音楽を公開することができる時代になりましたが、自分の歌声をもっと良い音質で録音したいという人も少なくないのではないでしょうか?本当にたくさんのマイクが販売されていますので、「どれが良いのかわからない」という方も多いと思いますので、今回は初心者の方がマイクを選ぶ際のポイントと、基準となるオススメマイクを紹介します。
Contents
目次
- 宅録用マイクの選び方
- 2種類のマイク – ダイナミックマイクとコンデンサーマイク
- オーディオインターフェイスが必要
- マイクの他に必要な物
- 宅録用マイクのオススメ商品
- SHURE「SM58」
- RODE「NT1-A」
- IK Multimedia「iRig Mic Studio」
- まとめ
宅録用マイクの選び方
<2種類のマイク – ダイナミックマイクとコンデンサーマイク>
宅録マイクを大きく分けると、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類になり、音の特性も違います。一昔前だとコンデンサーマイクは高額だったので、宅録マイクとして選ばれるのはダイナミックマイクが中心でしたが近年は低価格化が進みましたので、コンデンサーマイクを宅録マイクとして選ぶ人も増えてきています。
ボーカル録音する環境やボーカルの声質などによっても異なりますので、どちらを購入すれば確実ということはありません。ただ、SHUREの定番ダイナミックマイク「SM58」と比較すると、コンデンサーマイクのほうが細かいところまで音を拾ってくれます。
<オーディオインターフェイスが必要>
マイクの音をDAWやタブレッットに取り込む場合は、オーディオインターフェイスが必要となりますので、購入する際はマイク + オーディオインターフェイスのトータル金額を見る必要があります。しかし、最近はオーディオインターフェイス機能を搭載しているUSB接続のマイクも多数発売されていて、USB接続用に移植された人気マイクもあります。そのため、購入金額を抑えたい場合はUSB接続のマイクもチェックしておきましょう。
尚、コンデンサーマイクはマイクケーブルを介してファンタム電源を供給する必要がありますので、オーディオインターフェイスを選ぶ際は、ファンタム電源を供給できるタイプの製品を選ぶ必要があります。
<マイクの他に必要な物>
マイクとオーディオインターフェイスを注文して届くのを楽しみにしていたものの、マイクケーブルを買い忘れていてすぐには使えなかったという話がよくあります。USB接続タイプのマイクなら必要ありませんが、オーディオインターフェイスに接続するマイクにはマイクケーブルは必要となってきます。マイクケーブル以外にも、ボーカルレコーデイングで最低限揃えておきたいものは、レコーディング時のノイズを抑える「マイクスタンド」「ポップガード」などです。
宅録用マイクのオススメ商品
<SHURE「SM58」>
初めて購入する方の基準となるマイクが1万円前後で購入することができるSHUREのダイナミックマイク「SM58」です。長期間、定番のダイナミックマイクですので、宅録マイクに迷ったら「SM58」を購入するという方も非常に多いと思います。耐久性の高い構造で、湿気や振動に弱いコンデンサーマイクに比べると取扱いが楽なので、「SM58」なら安心してレコーディングすることができます。
<RODE「NT1-A」>
低価格のコンデンサーマイクのパイオニア的存在が世界中で大ヒットしたRODE「NT1-A」です。ヒットした理由はプロのレコーディングの定番マイクのNeumann「U87」意識して作られた音質で、1万円代という低価格ながら、ボーカルやアコースティック楽器をクリアな音質で録音することができます。
最近はAKGやAudio-Technicaも低価格のコンデンサーマイクを販売していますが、宅録用に選ぶ場合は実績のあるRODE「NT1-A」を価格や音質の基準にして選ぶとよいでしょう。
<IK Multimedia「iRig Mic Studio」>
IK Multimediaの「iRig Mic Studio」は、24bit/48KHzのレコーディングに対応する 手のひらにおさまるサイズのコンパクト高音質マイクです。オーディオインターフェイスを別途用意する必要がなく、Mac、PC、AppleのiOS対応製品、Android機器と接続して使用することができます。あらかじめ「Lightningケーブル」「micro-USB OTGケーブル」「USBケーブル」が付属していますので、ケーブルを購入する必要はありません。
他にも、ミニ三脚の卓上スタンド、マイク・ホルダー、マイクモデリングiOSアプリ「Mic Room」や、ピッチ補正もできるルチトラック録音機能を搭載アプリ「VocaLive」が付属しているのも「iRig Mic Studio」の魅力です。
まとめ
今回紹介したオススメのマイクは、あくまでも選択の際の基準です。定番と呼ばれるレコーディングマイクでもボーカルの声質によっては良い結果が出ない場合もありますので、その点は注意しておく必要があります。
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