今聞くべき海外のおすすめポストロックバンド【7選】

マイク

ロックの一種であるポストロックは、
所説ありますが、
これといった決まった概念がなく
説明するのが難しいジャンルとして
知られています。

起源は時期的には
1980年代後半から1990年代初めだとされており、
現在でもポストロックといわれるジャンルで
活躍中のバンドが多数あります。

編成は従来のロックバンドで使用される楽器と
なんら変わりがありませんが、

それぞれの楽器または声の
使い方・目的を変えることにより、
他のロックとは違ったサウンドや音楽的な
展開が期待できるようなジャンルともいえます。

少々曖昧なくくりだからこそ、
バンドによって多種多様な可能性が
見出せる新しい音楽ともいえますね。

今回はそんな海外のポストロックバンドの中から、
私が厳選した日本が誇るおすすめ
ポストロックバンドを7つ紹介します。

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目次

今聞くべき海外のおすすめポストロックバンド【7選】

今聞くべき海外のポストロックバンドの中から
私が厳選したおすすめの
ポストロックバンド7選を
まとめてご紹介していきます!

  • Mogwai
  • Sigur Rós
  • Elephant Gym
  • the Books
  • Battles
  • Bon Iver
  • M83

Mogwai

1995年スコットランドの
グラスゴーで結成されたバンド。

彼らのサウンドの特徴はなんと爆音です。

ライブでのギターの轟音に味があると
バンドですが、スピーカー越しで聴く
Mogwaiのサウンドも
かなりの迫力があります。

2018年公開のSF映画『KIN』の
サウンドトラックを手掛けており、
これからも注目され続けるバンドといえるでしょう。

代表曲のHunted By a Freakは、
静と動のふり幅が大きい彼らのサウンドの
特徴がよく出ている一曲。

ゆるやかに音楽が発展していく中で、
硬すぎず柔らかすぎず、
丁度よい音色でメロディーが曲全体を
包み込むように流れ続けます。

ポストロック初心者にも
聞きやすい楽曲です。

Sigur Rós

1994年にアイスランドのレイキャビックで
結成されたバンドです。

バンド名は、
ヴォーカル・ギター担当のメンバー・ヨンシーの
妹にちなんで付けられた名前であり、
「勝利の薔薇」という意味だそうです。

1997年にデビューを果たし、
セカンドアルバム『Ágætis byrjun』で
世界的な成功を収めています。

印象的なのはなんといっても歌声です。

ちょっと癖のある声と、
ファルセットという発声法で奏でられる声に
不思議と惹き込まれていきます。

代表曲のHoppipollaは、
前述のMogwaiのHunted By a Freakと
似たような音楽的展開で、
曲の初めから終わりに向かってゆったりと時間と
メロディーが流れるような音楽です。

Elephant Gym

ここでアジア出身のアーティストも
紹介します。

音楽の雰囲気もガラッと変わります。

2012年に結成された、
台湾出身のバンドのElephant Gymです。

透明感があり整理されたサウンドで、
なんだかおしゃれな気分にさせてくれます。

メンバーの写真や、
アルバムのジャケットからも
その様子がうかがえます。

まだ新しいバンドですが、実力は本物!
これからの活躍が楽しみなバンドです。

代表曲の燈は、
声、楽器の音ともに落ち着きがあって、
カフェや自宅でゆっくりできるときに、
ぜひ聞いていただきいような一曲。

日常の中にあるようで、
その中でドラムスが邪魔をしない範囲で
主張しているのがまたかっこいいです。

The Books

1999年に結成されたニューヨーク生まれの
デュオバンドです。

現在は解散され、
メンバーはそれぞれ別に活動していますが、
現在も広く人気のあるポストロックバンドの
1つです。

現代音楽?とも思える実験的なサウンドを楽しめます。

個人的にオススメは、Tokyoです。

冒頭間もなく聞こえる細かい音たちは、
通勤ラッシュで忙しく歩く人々を表しているよう。

パッセージに日本を思わせるような
音の配列を入れていたり、
日本の楽器のようにも聞こえる音を混ぜていたり、
ひと昔前の我が国を連想したくなります。

曲中色んな「日本語」が聞こえますが、
「なぜその言葉を選んだのか?」と
ツッコミを入れたくなるような個所もあり、
おもしろいです。

是非聞いてみてください。

Battles

続いてご紹介するのは、
前衛的な音楽を奏でるバンド、
Battlesです。

メンバーは、元はそれぞれ別のバンド等で
活躍していたこともあり、それぞれの個性が
ミックスされて実験的な音楽が展開されています。

2002年に結成されたニューヨークのバンドで、
当初は4人で活動していましたが、
現在は3人で活動しているそうです。

代表曲のTontoは音程のゆがみ、
若干グロテスクに聞こえる歌声が
何故か心地よくどんどん耳を
澄ませたくなる不思議な一曲。

7分半という大曲ですが、
パレードのように音が重なっていき、
場面場面のサウンド・テクニック・スタイルを楽しめるので、
長さを感じさせません。

ライブでバンドの世界観も楽しみながら、
ぜひ聴いてみたい一曲です。

Bon Iver

Bon Iver(ボン・イヴェール)は
2006年にアメリカで結成された
フォーク・ロックバンドです。

フォーク・シンガーソングライターの
ジャスティン・バーノンを中心に結成されました。

2008年2月にリリースされた
デビューアルバム『For Emma, Forever Ago』は
全米ビルボード200にて初登場64位を記録し、
累計販売も13万枚以上を突破しました。

また、
全米以外の国でも大きな成功を収めており、
イギリス、オーストラリア、デンマークの
3ヶ国においてでそれぞれゴールド・ディスクを獲得しています。

2011年6月に自身の名を冠した
2ndアルバムの『Bon Iver, Bon Iver』をリリースし、
全米ビルボード200にて、
前作を大幅に上回る初登場2位を記録しました。

2011年11月の第54回グラミー賞では
計4部門にノミネートされ、
2012年2月12日、第55回グラミー賞の
最優秀新人賞を受賞しました。

それと同時に、リリースしたアルバム
『Bon Iver, Bon Iver』も
「ベスト・オルタナティブ・アルバム」を受賞しています。

楽器の技巧よりも歌唱に重点のある曲で
フォークの要素が強いですが、

流麗で透き通るサウンドは美しく、
グラミー賞にノミネートされるなど
世界的に大変な人気を誇るバンドです。

M83

M83は2001年にフランスで結成された
ポストロックバンドです。

フランスのミュージシャンである
アンソニー・ゴンザレスによる
ソロプロジェクトで、

プロジェクト名は、
渦巻銀河のひとつであるM83に由来しています。

2001年の春に、バンド名を冠したアルバム
『M83』がリリースされ当初は
ヨーロッパのみで発売されていましたが、

2005年に Mute Records から再発され、
ヨーロッパ以外にも広く発売される事となりました。

2008年12月には、キングス・オブ・レオンの
サポートメンバーとして全英ツアーに参加し、
2009年にはザ・キラーズのサポートメンバーとして
全米ツアーも行いました。

また、デペッシュ・モードのイタリア、
ドイツ、フランスのツアーにも参加しており
同年7月には、日本のフジロックフェスティバルにも
参加し、来日を果たしています。

楽曲にはリバーブやささやくようなヴォーカル、
ノイズ等が多用されており、
音楽ジャンルとしてはシューゲイザーや
エレクトロニカなどに分類されます。

まとめ

今回は海外のポストロックバンドの中から、
私が厳選したおすすめの

  • Mogwai
  • Sigur Rós
  • Elephant Gym
  • the Books
  • Battles
  • Bon Iver
  • M83

バンドによってここまで印象が違うのは、
ポストロックならではといってもいいかもしれません。

それぞれのバンドを聴いてみて、
彼らが試行錯誤を繰り返して、
自分たちにとっての芸術作品を
作り上げているのが伝わってきます。

この先も更なる展開が期待される
ポストロックにこれからも大注目です。

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