ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】

弾き語りと聞いて思い浮かぶのは、ギターかピアノを弾きながら歌う姿なのではないでしょうか?

弾き語りは、アメリカのブルースやフォークソングのスタイルが有名ですが、現在では、ギターやピアノだけでなく、コンピューターを駆使したライブパフォーマンスをするアーティストも増えてきました。

しかし、弾き語りで一般的に根強い人気があるスタイルは、何と言ってもギターによる歌唱でしょう。ギターは持ち運びも容易ですし、ライブハウスはもちろん、路上でのパフォーマンスにもぴったりです。

そして、弾き語りの魅力は生の演奏と歌唱を同時に味わえるところで、パフォーマーとオーディエンスが一体化する瞬間は音楽の醍醐味そのものです。

そこで今回は、「ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】」と題しまして、主にギターの弾き語りをメインにしている日本の女性アーティストの楽曲を10曲紹介していきたいと思います。

中にはピアノ伴奏のものもありますが、基本的にどのアーティストの曲もギターでの弾き語りが可能で、盛り上がる楽曲ばかりです。

今回紹介する女性のアーティストは、10人とも音楽の最前線で活躍されている方たちばかりですので、これから弾き語りを始めてみたいといったビギナーの方にもおすすめできます。ぜひ参考にしていただければと思います。

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】

今回は下記の内容で女性アーティストが歌うギターの弾き語りを紹介していきます。

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】

片平里菜 異例のひと

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】最初に紹介する曲は、片平里菜で『異例のひと』です。福島県福島市出身の片平里菜は、1992年生まれのシンガー・ソングライター。

彼女は、ギターブランドであるエピフォンの日本女性の公認アーティストでもあります。そのカッティングには定評があり、彼女のギター演奏を支持するアーティストは多く存在します。

今回紹介する『異例のひと』は、2017年リリースの3rdアルバム『愛のせい』に収録の楽曲で、特別に思う異性を敢えて異例の人と表現した切ない片思いの歌です。動画では、スラム奏法をしながらシンプルなバッキングで歌う姿を見ることができます。

一見しただけでは分かりにくいかも知れませんが、シンプルながらも非常に高度な演奏をしています。また、切ない歌詞を淡々と歌い上げているところもポイントで、決して弱いわけでないけれども、芯の強さが伝わる歌唱は実に素晴らしいです。

このブログで初めて彼女を知った方は、ぜひライブに行きましょう。

大原櫻子 頑張ったっていいんじゃない

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、大原櫻子(from MUSH&Co.)で『頑張ったっていいんじゃない』です。東京都出身の大原櫻子は、1996年生まれの女優、歌手、ラジオパーソナリティです。

彼女は2013年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でヒロインを演じ、その際に大原櫻子(from MUSH&Co.)名義でリリースした同楽曲が大ヒットします。実質、この楽曲が彼女のメジャー・デビュー曲であると同時に自身初のオリコンチャート・トップ10入りした作品です。

作詞・作曲・編曲は亀田誠治で、頑張っている仲間や友人への応援歌であり、共に頑張ろう!というメッセージが込められています。

動画では、元気いっぱいに力強く歌い上げる彼女の姿を見ることができ、テクニック云々ではなく、若い時にしか出せない輝きを発していて、作品の良さを引き出しています。この曲は、あと何年かしてみて、彼女が成長した際に、再び演奏してもらいたい作品でもあります。

同曲を弾き語りする上での注意点としては、勢い余ってテンポが乱れてしまわないようにするのがポイントで、しっかりリズムをとりながら歌い上げるようにしましょう。ちなみに、この動画で彼女が弾いているギターは、高峰楽器製作所のDMP551C WRです。

阿部真央 デッドライン

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、阿部真央で『デッドライン』です。大分県大分市出身の阿部真央は、1990年生まれのシンガー・ソングライターです。彼女の特徴は、ストレートでリアルな歌詞と、曲に合わせて変幻自在に歌い方を変えるボーカルにあります。

彼女のアルバムを聴けば理解できると思いますが、本当にバラエティに富んだ歌声を楽しむことができます。しかし、彼女の魅力は何と言っても生のパフォーマンスでしょう。バンドを従えての歌唱はもちろん素敵なのですが、ギター1本による弾き語りこそ彼女の真骨頂だと言えます。

今回紹介する『デッドライン』の動画では、迫力満点のギター演奏と歌唱を堪能することができます。動画というフィルターが掛かった状態でも彼女のエネルギーが伝わってくるので、このパフォーマンスを生で体感したオーディエンスは興奮したに違いありません。

同曲の弾き語りのポイントは、歌詞の世界と自分の感情を同化させるところにあります。同曲の歌詞は、分かったかのように、心の中にまで踏み込む偽善者に向けられた強烈なメッセージで、誰もが持つ触れられたくない領域について語られています。

注意点として、この歌詞は決して主義主張ではありません。傷つけられたから自分も相手を傷つけるのではなく、理解しあえることを望んでいます。わかって欲しいのではなく、土足で入り込む者への警鐘です。

彼女の弾き語りは、ギターのカッティングと間の取り方が絶妙なので、その呼吸とリズムは、弾き語りの初心者の方には間違いなく参考になると思います。

chay Every Breath You Take

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、chayで『Every Breath You Take』です。東京都出身のchayは、1990年生まれのシンガー・ソングライターでモデル。

彼女は、2012年にシングル『はじめての気持ち』でデビューし、翌2013年テレビ番組『テラスハウス』に出演して一躍有名になります。2014年からはCanCamの専属モデルとしても活動します。彼女の魅力は、何と言ってもそのキュートなルックスからは想像できない圧倒的な歌唱力です。

今回紹介する『Every Breath You Take』の弾き語りでも、彼女の歌唱力を味わうことができます。しかし、この動画で注目したいのは彼女のギター演奏です。バランスの取れたアルペジオを披露していますが、彼女がギターを始めたのは、なんと大学生になってからだというから驚きです。

もちろん、ギターを演奏するセンスは備わっていたのでしょうが、それでもそうとうな努力をしたはずです。ちなみに、同曲はイギリスの歌手スティングがポリス時代に作った名曲で、グラミー賞にも輝いています。

この曲はラブソングとして解釈されることが比較的多い作品ですが、人間関係の難しさを歌った楽曲でもあります。chayは、淡々と語り掛けるように深みのある歌声で聴かせてくれていて、バランスの取れたアルペジオによる伴奏でしっかり自身の声を支えているのがポイントとです。

あいみょん マリーゴールド

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、あいみょんで『マリーゴールド』です。兵庫県西宮市出身のあいみょんは、1995年生まれのシンガー・ソングライター。

彼女は、若い世代を中心に絶大な支持を得ていますが、その理由は、何と言っても彼女の視点から反映された歌詞の世界観と少し翳りのある声、そしてメロディーにあります。

また、彼女が楽曲提供した作品にも言えることですが、彼女の歌詞には一般的に照れ臭さや恥ずかしさ、また、少し過激なのでは?といった言葉やフレーズがあるにもかかわらず、親しみやすく爽やかで愛らしいのが特徴です。

その彼女の視点は、おそらく誰の心にも備わっているものなのでしょうが、それはいつの間にか隠してしまったもので、その感覚を思い出させてくれる彼女のパフォーマンスに、オーディエンスの多くは共感するのではないかと感じます。

大ヒットを記録した『マリーゴールド』は、次の世代に受け継がれる楽曲で、歌詞の内容とメロディーが一体化した名曲で、弾き語りを始めたばかりの方にもおすすめできる作品です。

今回紹介する動画では、ギター1本で成立する彼女のすばらしさが確認できる映像で、シンガー・ソングライターとはなんなのか?を改めて感じさせられます。歌唱はもちろん、息遣い、バッキング、オーディエンスとの一体感、それらすべてが感動的です。

藤原さくら BABY

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、藤原さくらで『BABY』です。福岡県福岡市出身の藤原さくらは、1995年生まれのシンガー・ソングライターで女優。

彼女は、一瞬にしてその場を藤原さくらの世界にしてしまう歌唱力が魅力的です。また、彼女は父親が聴いていた音楽の影響が強く、カントリーやブルース、ジャズ、フォークなどの要素を吸収した独自のスタイルに、アコースティック編成をメインとした演奏が特徴です。

しかし、彼女の真骨頂は、何と言ってもクラシックギターを駆使した弾き語りでしょう。

彼女の弾き語りは、「今から弾き語りをします!」といったものではなく、三度の食事と同じような自然な感覚で、ギターテクニックはもちろんですが、低音域から中音域を中心とした地声と裏声を合わせた独特の歌唱がポイントです。

つまり、彼女の音楽は、彼女の日常そのものだということです。そうした自然体なスタイルが、彼女らしさなのでしょう。

藤原さくらは、ドラマ『ラブソング』でヒロインを演じてから大きく注目されるようになりましたが、今回紹介する『BABY』の動画は、2016年におこなわれたビルボードライブ東京での実況録画で、史上最年少でメインアクトを務めた際の映像です。

動画をご覧いただければお分かりかと思いますが、バンド編成によるステージで、自然体に歌う彼女の姿を確認することができます。同曲の弾き語りのポイントは、やはり自然体でしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

Aimer 寂しくて眠れない夜は

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、Aimerで『寂しくて眠れない夜は』です。熊本県熊本市出身のAimerは、1990年生まれのシンガー。

彼女は、独特のハスキーな歌声とていねいな歌唱で音楽ファンから支持を得ています。彼女は、15歳の時に声帯を痛め、半年もの長期間に渡り声を発しない医療をおこない、その体験を通して、より深く歌手になる道を歩みます。

現在も声帯は完治しておらず、それでも自身の声を労り、無理のないように歌い上げる歌唱は実に素晴らしいです。今回紹介する『寂しくて眠れない夜は』は、2011年リリースの2ndシングルに収録されていて、ピアノ伴奏によるバラードに仕上がっています。

楽曲は、もう二度と会うことができないキミを想った切ない歌詞が印象的で、眠れない夜にそっと寄り添ってくれるやさしい作品です。同曲の魅力は、何と言っても語り掛けてくれるようにやさしくていねいに歌い上げている彼女の声でしょう。

『寂しくて眠れない夜は』のオリジナルは、ピアノによる伴奏ですが、ギターによる弾き語りもおすすめです。ギターで弾き語りをする上でのポイントは、ピアノ同様に4拍子に合わせたコード弾きで問題ありませんが、しっかりと声を支えるイメージで、ていねいなバッキングを心がけてください。

新山詩織 悲しくてやりきれない

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、新山詩織で『悲しくてやりきれない』です。埼玉県出身の新山詩織は、1996年生まれのシンガー・ソングライター、作家、女優です。

圧倒的な歌唱力と表現力を兼ね備えた彼女は、17歳という若さでメジャー・デビューを果たし、これまでにシングル10枚、アルバム3枚(ベスト盤は除く)をリリース。これからの活動が楽しみな若手女性アーティストでしたが、2018年に突然の活動休止を発表します。

彼女の魅力は、自身の楽曲はもちろんなのですが、他のアーティストの作品を、まるで自身のオリジナルのように歌い上げるところです。

今回紹介する動画は、フォーククルセダーズの名曲『悲しくてやりきれない』のカバーですが、とても19歳の女の子が歌っているようには思えません。

それは、テクニック云々の話ではなく、彼女だけに与えられた天性の才能でしょう。この動画を見て気になった方は、ぜひフォーククルセダーズの原曲もチェックしてみましょう。

曲そのものは、歌いまわしにしても、歌詞の世界観にしても、日本の大衆性がギュッと凝縮された作品なので、日本で育った社会人なら誰もが歌いやすい楽曲だと言えます。

ただし、この曲はテクニックだけでは表現できない人生観なども歌唱に反映されるので、そういった意味では難曲でもあります。同曲のカバーがリリースされていないのが実に残念です。

それと、音楽ファンとしては、新山詩織は引退ではなく、あくまでも活動休止だということを信じたいものです。

青葉市子 いきのこり●ぼくら

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】続いて紹介する曲は、青葉市子で『いきのこり●ぼくら』です。京都府京都市出身の青葉市子は、1990年生まれのシンガー・ソングライター。

17歳からクラシックギターを始め、そのまま歌手になった彼女が作り出す音楽は、一度聴いたら忘れられないほど個性的。また、彼女は楽譜も読めなければコードも知らないらしく、それでいて、素晴らしい楽曲を創作しているのだから「すごい!」の一言です。

今回紹介する『いきのこり●ぼくら』は、歌詞が実にヘビーな内容で、一聴しただけでは、彼女だけにしか歌えないのでは?と感じてしまいますが、創作という視点から再度この曲を聴き返してみると、弾き語りをする上で参考になるところばかりです。

この動画を見て、気になった方はぜひ同曲の歌詞を何度も読み返してみてください。ちなみに、同曲の歌詞は吉本ばなな氏の長編小説『鳥たち』に引用されているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

YUI Good-bye days

ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】最後に紹介する曲は、YUIで『Good-bye days』です。

福岡県出身のYUIは、1987年生まれのシンガー・ソングライターで、現在は名義をYUIからyuiに変え、FLOWER FLOWERのボーカル・ギターとして活躍しています。

彼女は、2000年代中頃から2010年代初めを代表する女性ソロ・アーティストのひとり。現在活躍している若手ミュージシャンの中には、彼女から音楽の影響を受けた人たちも多く存在します。

また、FLOWER FLOWERでのパフォーマンスはソロ時代と比較されることもありますが、衰えるどころか、むしろ一段とパワーが増していると言えます。

今回紹介する『Good-bye days』は、YUI for 雨音薫名義で2006年にリリースされたシングルで、映画『タイヨウのうた』の主題歌です。

同曲はYUI名義時代最大のヒット曲で、彼女の代表曲でもあります。切なくてやるせない歌詞とYUIの甘く繊細な歌唱とが重なり、深い感動を与える名曲中の名曲です。

動画では、バンド編成ではなく、YUIの弾き語りを堪能することができます。不器用な部分も含め、繊細でどこか不安定で、それでいて強さもある。この絶妙な歌唱は、本当に映画『タイヨウのうた』そのもので、目頭が熱くなります。

この動画で初めてYUIを知ったという方は、ぜひFLOWER FLOWERの音もチェックしてみてくださいね。

さて、『Good-bye days』を引き語りする際のポイントは、ずばりバレーコードです。

テンポもゆっくり目でコード進行も複雑ではないので、比較的弾きやすいと思いますが、バレーコードが割と出てくるので、そこさえ上手にこなせば、あとは歌唱のみです。ぜひトライしてみてください。

まとめ

「ギターの弾き語りおすすめ曲10選【女性アーティスト編】」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?今回紹介した女性アーティストの楽曲は、今の若い世代を中心に人気のある作品だけでなく、洋楽や邦楽の名曲をカバーした作品も含まれています。

弾き語りをする日本の女性アーティストは、60年代から存在していましたが、70年代のニューミュージックのブームから現在まで、さまざまな名曲が世に送り出されました。今回紹介した若い世代の女性アーティストの方々も、これからさらに素敵な楽曲を作っていくことだと思います。

弾き語りを始めてみたいといったビギナーの方にとっては、良い刺激になる楽曲がほとんどだと思いますが、歌手であると同時に作詞・作曲をこなすシンガー・ソングライターの面白さを味わっていただけたらうれしいです。

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