おすすめのプリメインアンプ5選

プリメインアンプは、音を楽しむことに特化したアンプで、さまざまなオーディオ機器の音をスピーカーから出すために必要不可欠な装置です。近頃では、CDスペックを超える情報量を持つハイレゾ音源が注目を集めています。

また、レコードやカセットテープなどのアナログ音源も、その独特の温かい質感の音が見直されていて、ジワジワとオーディオブームとなっています。音楽は、スマートフォンなどでも気軽に楽しめますが、スピーカーを通して出てくる音は格別の楽しみがあります。

そこで今回は、「おすすめのプリメインアンプ5選」と題しまして、プリメインアンプの選び方などを含めて詳しく紹介していきたいと思います。

おすすめのプリメインアンプ5選

今回は、下記の内容でプリメインアンプについてお伝えしていきます。

・プリメインアンプとは何か?
・DACとの違い
・ポータブルヘッドホンアンプとの違い
・プリメインアンプの選び方
・おすすめのプリメインアンプ5選
・まとめ

では、詳しく見ていくことにしましょう。

プリメインアンプとは何か?

プリメインアンプは、音を楽しむために特化したアンプのことです。アンプとは、アンプリファイア(増幅する)の略語で、音を増幅させるための装置として幅広く利用されています。

プリメインアンプは、入力切替や音質を調整するプリアンプと、音を増幅するメインアンプ(パワーアンプ)が一体化されたアンプで、一般的に私たちが目にするオーディオ機器に使用されているアンプは、このプリメインアンプを指しています。

オーディオが趣味で、プリアンプとメインアンプを別々に使い分けているファンの方も居ますが、オーディオ入門の場合は、プリメインアンプが最初の一台としておすすめです。

DACとの違い

DACとは、Digital to Analog Converterの略で、デジタル信号からアナログ信号に変換する装置のことです。

つまり、DAC単体ではアンプの役割を果たすことはできません。一昔前までのDACは、CDプレイヤーやMDプレイヤー、デジタル放送などのデジタル信号をアナログ信号に変換させる目的で使用されるケースが殆どでした。

ご存知だと思いますが、オーディオ機器には殆どアナログ端子が付いています。アナログ接続ではどうしてもノイズが発生してしまいますが、DACを経由することでノイズを除去し、高音質で音楽を再生することが可能です。

近頃では、パソコンやスマートフォンで音楽を楽しむユーザーが増えてきました。ただ、パソコンにしてもスマートフォンにしても、本来は音楽に特化した機器ではありません。そこで活躍するのがDACなのです。

パソコンやスマートフォンで使用されるDACは、今のところUSB-DACが主流となっています。デジタル信号をUSB-DACで変換されたアナログ信号は、プリメインアンプに接続することで、ノイズのない高音質の音楽で再生することができます。

現行で販売されているプリメインアンプの中には、DAC内臓(USB-DACにも対応した)のモデルもあるので、パソコンやスマートフォンをメインに音楽を楽しみたい方は、DAC内臓のプリメインアンプを選ぶのも一つの方法です。

また、DACは単体でもさまざまなメーカーから販売されています。DACが内蔵していない従来のプリメインアンプを使用する場合でも、DACを別途購入することで、パソコンやスマートフォンをメインにしたオーディオ環境を作ることは可能です。

ポータブルヘッドホンアンプとの違い

ポータブルヘッドホンアンプは、その名の通り、ヘッドホン専用のアンプのことです。パソコンやスマートフォンにもアンプは搭載されていますが、音質を優先して設計されていないものが殆どです。バッテリーの持ちを優先しているため、音質は正直良くありません。

そこで活躍するのがポータブルヘッドホンアンプというわけです。ポータブルヘッドホンアンプの役割は、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)などに接続して、通常のアンプ同様に音質を優先し、音を増幅させることで、驚くほどに音質が良くなります。

また、ポータブルヘッドホンアンプには、DAC内臓のモデルもあるので、パソコンやスマートフォンをメインに外でも音楽を楽しみたい方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

プリメインアンプの選び方

プリメインアンプは、オーディオ初心者でも比較的簡単に購入することができます。現行で販売されているプリメインアンプの多くは、従来のプリメインアンプよりも多機能なモデルが殆どです。ただ、購入する際は、必要な機能があるものを選びたいものです。

自分のライフスタイルに合ったものを選ぶにはどのようにすれば良いのでしょうか?

入力端子の数で選ぶ

プリメインアンプを選ぶ際のポイントとして、入力端子の数が挙げられます。簡単に言えば、入力端子が多いほど、多くのオーディオ機器の接続が可能です。具体的には、CDプレイヤーやレコードプレイヤー、カセットデッキ、チューナーなどの接続が可能かどうかということです。

逆に言えば、レコードプレイヤーやカセットデッキ、チューナーは使わないという場合は、入力端子が少なくても良いわけです。また、近頃では、USB-DACが搭載されているモデルもあるので、パソコンやスマートフォンをメインで使用したい方は、その辺りもチェックするようにしましょう。

どのようなオーディオ環境を作りたいか?というところがポイントになります。

出力端子の数で選ぶ

プリメインアンプは、お伝えしている通り、音を楽しむために特化したアンプのことです。仕組みも入力切替や音質を調整するプリアンプと、音を増幅するメインアンプ(パワーアンプ)が一体化されたシンプルな装置です。

AVアンプのような多機能さはありませんが、音を楽しむという面では、比べるに値しません。よって、出力端子に関しましては、基本的にスピーカーとヘッドホン用のものが殆どです。

モデルの中には、プリアウト・メインアウトといった端子が付いているものもありますが、初心者の方には、それほど重要なものではありません。

プリメインアンプの出力端子は、スピーカーターミナルのAとBの2系統が搭載されたモデルが殆どです。種類の異なるスピーカー2組を接続して、音楽ジャンルによって使い分けることができたり、同時に鳴らしたりすることが可能です。

ただ、バイワイヤリング接続(2組のスピーカーケーブルで1組のスピーカーを鳴らす接続方法)に対応したスピーカーを使用する場合は、スピーカーターミナルが2系統以上のプリメインアンプが必要になります。もし、バイワイヤリング接続の導入を検討されている方は、この辺りをチェックするようにしましょう。

その他の出力端子としては、ヘッドホン出力端子です。ヘッドホンの出力端子は、通常は1つのみですが、通常のプラグかミニプラグなのかをチェックするようにしてください。

半導体か真空管か

プリメインアンプは、メインアンプ(パワーアンプ)の増幅素子によって音質が左右されます。メインアンプの増幅素子で一般的なのが半導体(トランジスタ)と真空管です。

私たちがよく目にするプリメインアンプの殆どは半導体のメインアンプが搭載されたもので、ソリッドステート方式とも呼ばれています。特徴としては、音がシャープで壊れにくい点が挙げられます。

一方、真空管が搭載されたメインアンプは、温もりのある音が特徴です。真空管はガラス製なので、割れやすく、扱いが難しい面もありますが、灯りを落とした部屋で赤く光る真空管は雰囲気があるため、古くから人気があります。

どちらのアンプもそれぞれに長所と短所があるので、どちらが良くてどちらが悪いとは断定できませんが、一般的に扱いやすいのは、ソリッドステート方式のメインアンプが搭載されたプリメインアンプと言えましょう。

Bluetoothについて

現行のプリメインアンプには、Bluetooth対応のモデルも多く存在します。Bluetooth搭載のプリメインアンプは、ペアリングさえすれば、簡単に無線でパソコンやスマートフォンの音楽を鳴らすことができます

注意点は、機種によりコーデック(音楽ファイルの圧縮企画)の対応が異なるところです。また、Bluetoothは非圧縮の音楽ファイルの送受信は、現時点ではできません。圧縮された音楽ファイルが必ずしも音質が良くないというわけではありませんが、物理的には、非圧縮よりも音質が落ちるのは確かです。

しかし、現行の圧縮ファイルは音質も良くなっていますので、それほど神経質になる必要はありません。この辺りも、自分のライフスタイル合うものを選ぶのがポイントとなってきます。

おすすめのプリメインアンプ5選

これから紹介するおすすめのプリメインアンプは、これまでにプリメインアンプを使用した経験がない方を対象にセレクトしました。どのアンプもおすすめできるものですが、皆さんのライフスタイルに近いものがあれば嬉しいです。

もし気になるモデルがあれば、ぜひカタログなどを取り寄せて、実際にお店でチェックしてみてくださいね。

SONY STR-DH190

おすすめのプリメインアンプ5選。最初に紹介するプリメインアンプは、SONYのSTR-DH190で、プリメインアンプ初心者におすすめのモデルです。

値段は¥17,000前後とかなり安いので、性能に関して心配される方も居るかと思いますが、100w+100wの最大出力に加え、スピーカー端子は2系統あるため、2組のスピーカーを接続して使い分けることができます。

4系統のライン入力のほか、MM対応のフォノ入力があるので、レコードプレイヤーを接続することも可能。さらに、FM30局プリセットできるFMチューナーまで内臓。そして、何と言ってもBluetoothに対応しているのがこのプリメインアンプの最大の特徴で、コーデック(圧縮企画)はSBCとAACに対応。

デジタル入力はできませんが、DACを別途用意すれば、周波数帯域が10Hz-100KHz +0.5/-2dBとなっていますので、ハイレゾ音源にも対応します。このプリメインアンプは、初心者じゃなくてもおすすめできるコストパフォーマンスに富んだモデルだと言えます。

DENON PMA-390RE-SP

おすすめのプリメインアンプ5選。続いて紹介するプリメインアンプはDENONのPMA-390RE-SPです。2012年に発売されたこのプリメインアンプは、1991年に初代が発売されてからマイナーチェンジを繰り返している人気機種です。

周波数帯域は5Hz-100KHzとなっています。ハイレゾ音源を再生するには、十分な音質でスピーカーを鳴らすことはできますが、残念ながらデジタル入力ができません。DACを別途用意することで、ハイレゾ音源を楽しむことは可能です。

4系統のライン入力とMM対応のフォノ入力があるので、レコードプレイヤーを接続することができます。スピーカー端子は2系統あり、このクラスでは珍しくバイワイヤリングに対応しています。

Bluetoothなどのネットワーク機能は搭載されていませんが、低音から高音までバランスよく鳴らすことができるので、ネットワーク接続にこだわりのない方にはおすすめできます。値段は¥24,000前後となっています。

DENON PMA-60-SP

おすすめのプリメインアンプ5選。続いて紹介するプリメインアンプはDENONのPMA-60-SPです。このプリメインアンプは、フルデジタルのDDFA搭載Class Dパワーアンプを採用した小型モデルで、その小さなルックスからは想像できない高音質の再生が可能です。

定格出力は50W+50W(4Ω)で、一般的なスピーカーを鳴らすには十分なパワーがあります。値段は¥43,000円前後となっていますが、値段以上の充実した機能が備わっているのがポイントです。デジタル端子は光が2つ、同軸が1つ、USBが1つとなっています。

そして、何と言ってもハイレゾ音源に対応しているのが最大の特徴で、このクラスとしては珍しくDSD 11.2に対応しています。また、PCMに関しましてもPCM 384 kHz / 32 bitまで対応。

もちろん、Bluetooth (aptXTM Low Latency / AAC / SBC、NFC対応)にも対応しているので、デジタル機器(パソコンやスマートフォン)で音楽を再生する機会が多い方にはピッタリのプリメインアンプだと言えます。

あと、ヘッドホンアンプが搭載されているのもこのプリメインアンプのメリットで、パソコンの横などに設置すれば、いつでもヘッドホンで高音質の音楽を楽しむことができます。

marantz HD-AMP1/FN

おすすめのプリメインアンプ5選。続いて紹介するプリメインアンプはmarantzのHD-AMP1/FNです。2015年に発売されたハイレゾ音源対応のモデルで、11.2 MHz DSD、384 kHz/32 bit対応USB-DAC搭載のプリメインアンプです。

発売当初は¥140,000ほどしましたが、現在は¥73,000前後で購入することができます。非常にコンパクトなので、場所を占領することもありませんし、テーブルの上に設置しても全く違和感がありません。

定格出力は35w+35w(8Ω)ですが、一般家庭の部屋で鳴らす分には問題なく再生できます。そして、何よりも音が良いのがこのプリメインアンプの特徴です。アナログ入力2系統、デジタル入力は、光2、同軸1、USB B1 (DSD、ハイレゾ音源に対応) 、USB A1となっており、アナログとデジタルのオーディオ機器に対応しています。

さらに、高性能のヘッドホンアンプが搭載されているのもこのプリメインアンプのメリットの一つです。Bluetoothには非対応ですが、デジタル音源を高音質で楽しみたい方にはもってこいのプリメインアンプだと言えます。

TRIODE Ruby

おすすめのプリメインアンプ5選。最後に紹介するプリメインアンプは、TRIODEのRubyです。このプリメインアンプは、メインアンプに真空管を採用したシンプルなデザインが特徴のモデルです。見た目も小さくて手の平に乗るくらいのサイズですが、重量は4.7kgもあります。

入力端子はアナログ2系統のみで、スピーカーは1系統となっており、デジタルには対応していません。しかし、このプリメインアンプは音が温かいのが特徴で、長時間鳴らしていても耳が疲れることはありません。

真空管ということもあり、熱がどうしても出てしまうというデメリットはありますが、それでも、音が良いというメリットの方が上回ってしまうほど魅力的なプリメインアンプです。値段は¥74,000前後となっています。

使用する目的が、例えばレコードやCDプレイヤーだけといった場合なら、他の高機能なプリメインアンプよりもこちらをおすすめします。また、パソコンやスマホを接続したい場合は、別途でDACを追加さえすれば高音質で再生することが可能です。

真空管アンプは、メンテナンスが大変なイメージもありますが、このプリメインアンプは、入門者用としても申し分ありません。

まとめ

「おすすめのプリメインアンプ5選」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?初めて購入するプリメインアンプは、必ずしも高級機でなくても良いでしょう。まずは、自分のライフスタイルに合うものを選ぶのがポイントと言えます。

実際にプリメインアンプを使用してみて、オーディオに興味を持つようになれば、またその時に、必要な機器を揃えていくようにすれば良いと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです。

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