フェンダー ノーキャスター の 特徴

フェンダーテレキャスターには様々なネーミングがあります。

ワンキャスターブロードキャスターエスクワイヤーノーキャスター、今回はその中でも一際ニッチなノーキャスターに焦点を当てて解説してみようと思います!

目次

  • テレキャスターの歴史
  • ノーキャスターの特徴
    • 構造
    • ウッドマテリアル
    • 塗装
    • エレクトロニクス
  • まとめ

テレキャスターの歴史

ギターやアンプの製作をするフェンダーは1939年、K&F社として設立され、1946年fender electronic instruments co.に名前が変更となりました。設立当初はラップスティールギターやアンプの製作がメインの事業でしたが、1948年、最初のエレキギターであるブロードキャスターのプロトとなるソリッドギターを開発します。

1950年頃、ピックアップが1つのエスクワイヤーを発表、直後ピックアップが2つのBROADCASTERをギターショーに出展、発売します。しかし、GRETSCH社が同モデル名のドラムセット(BROADKASTER)を発売していたため、1952年にTELECASTERとモデル名を改めて発売されました。

その1950年~1952年の間、BROADCASTERという名前を避けるためにフェンダーはヘッドからBROADCASTERの名称を削って販売を行いました。これが俗に、NOCASTERと呼ばれる個体になります。

ちなみに、フェンダーが名づけたBROADCASTERTELECASTERという名前はテレビ放送に絡めたネーミングでした。(テレビジョン、ブロードキャスト)

ノーキャスターの特徴

つまりはブロードキャスターの特徴、となるわけですが、この時代として非常に先進的な構造がとられました。

構造

最も画期的だったのが、ボディとネックを別々に製作する、「デタッチャブルネックデザイン」の採用でした。それまでは「セットネックデザイン」が主流でしたが、これにより大幅なコストカットに成功し、メンテナンス性も大きく向上しました。またネックは指板とネックが分かれていない、いわゆる「ワンピースネック」で製作され、ヘッドは角度付きではなく「段付きの平行ヘッド」が採用されました。

1948年当初のブロードキャスターにはトラスロッドが入っていませんでした。レオフェンダーはメイプル材の強度があればトラスロッドは必要ないと考えましたが、セールスサイドからの説得で1949年にはトラスロッドを導入しました。ネック裏の茶色い線は「スカンクストライプ」と呼ばれ、トラスロッドを埋めるための木材です。

ひじがあたる部分や体が当たる部分を丸くしたり、なめらかにする、「コンターカット」は入っておらず、ボディは角ばっていました。

ウッドマテリアル

ネックには前述の通りメイプルが使われました。ワンピースネックなので指板もメイプル。ボディにはアッシュ材が使われました。アッシュ材が選ばれた理由は木目の美しさや加工性、強度であり、決してサウンドが理由ではありません。

ちなみにアッシュ材には大きく分けてホワイトアッシュとスワンプアッシュの2種類があります。見た目にはわずかな違いしかありませんが、傾向としてホワイトアッシュは重量が重くなる傾向があります。スワンプアッシュはライトアッシュと混同されやすいのですが、ライトアッシュは軽量なアッシュ材を総称しておりスワンプアッシュとは異なります。フェンダー社で「ライトウェイトアッシュ」と呼称されるのはスワンプアッシュのみなので、その点もこの誤解に大きな影響を与えているのかもしれません。

塗装

レギュラーカラーとしてはシースルーのホワイトが採用されました。塗料はニトロセルロースラッカー。ラッカー塗料は経年劣化で塗装面が割れたり、肘が当たる部分の塗装がはげて来たりしやすい木材です。塗装面の割れは「ウェザーチェック」と呼ばれ、ビンテージ愛好家には人気があります。

シースルーカラーにはアッシュが使われていますが、潰し塗装のときにはバスウッドやポプラが使われることもありました。これは木材の表示が「アッシュ」であってもかわりません。今では考えられない仕様です。

エレクトロニクス

フロント、リアにシングルコイルピックアップが1基ずつレイアウトされています。これらはコイルの巻き方とマグネットの磁極が逆になっており、センターの位置でハムキャンセル効果を得ることができます。

コントロールは3Wayスイッチ(フロントプリセットトーン/フロント/フロント+リア)ボリューム、ブレンドコントロール。

まとめ

今回はノーキャスターについてまとめてみました。テレキャスターにはその後にもカスタム、シンライン、ペイズリー、デラックス、と様々なバリエーションが生まれ、それぞれには熱狂的なファンが存在します。フェンダーの最初のエレクトリックギターというだけあり他の多くとは違うスペシャルなモデルとして認識されているわけですね。

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