電子ピアノの歴史について

急速なテクノロジーの進歩により、
様々なアコースティック楽器の
デジタル化が進んでいます。

音楽製作やライブステージなど、
多彩なシーンデジタル楽器が
活躍しています。

そんなデジタル楽器の中で、
一般ユーザーにとっても身近な存在であり、
家庭のリビングなどとも
密接な関係を持っているのが
電子ピアノではないでしょうか?

グランドピアノや
アップライトピアノに比べ、
たしかに歴史は浅いですが、
その進化は素晴らしいものです

今日は電子ピアノの歴史について
説明します。

世界初の電子ピアノ

電子ピアノの歴史は、
一般的なピアノに比べて
そんなに長くはありません。

ピアノは18世紀頃に発明されましたが、
電子ピアノは1960年代に、
アレル・オルガン・カンパニーが
発表したRMIエレクトラピアノが、
初めてであると言われています。

しかし、
この電子ピアノは
タッチの強弱によって
音色や音量を調節することが
ほぼ不可能でした。

まるで、
オルガンや廉価なキーボードのような
電子ピアノでした。

それでも、
多くのアーティスト、特にキーボーディスト達に
深く愛されました。

日本初の電子ピアノ

日本で初めて電子ピアノを造ったのは、
ローランドという会社です。

今でも、
ローランドの電子ピアノは最先端で
高い技術を誇るとされ、
多くの人が愛用しています。

ローランドは、
エース電子工業を設立した梯郁太郎が、
同会社を自ら辞職し
1972年に設立した会社です。

創業の翌年である1973年に、
EP-10という電子ピアノを
発表しました。

さらに翌年には、
世界初のタッチで強弱を
変えられる電子ピアノが
発表されました。

そして、
対抗するようにヤマハ
1976年に電子ピアノを発表し、
日本でも電子ピアノ産業が
広まりを見せました。

電子ピアノの進化

成長する電子ピアノでしたが、
実は1981年まで、アナログ音源方式
使われていました。

そして1981年、
ヤマハがFM音源という新しい方式の
電子ピアノを発表しました。

一気にデジタル化された電子ピアノは、
それまでとは違って音色の単調さを
解消したため、よりピアノらしい音色に
なりました。

その後も開発は続き
SA音源やPCM音源、AWM音源などの
出力方法が使用され、
さらにクリアで豊かな音色の
電子ピアノが生まれました。

日本の電子ピアノメーカー

電子ピアノメーカーも数多くありますが、
日本の電子ピアノメーカーが
特に高い評価を受けています

特に

  • ローランド
  • ヤマハ
  • カワイ
  • コルグ
  • カシオ

の5メーカーは、
日本の5大電子ピアノメーカーとされ、
人気を博しています。

ここでは、少しだけ紹介したいと思います。

ローランド

先ほど紹介したとおり、
日本で初めて電子ピアノを造り、
世界で初めて音の強弱に対応した最先端のメーカー
です。

プロピアニストの横山幸雄さん、
スキマスイッチの常田真太郎さん、
SEKAI NO OWARIのSAORIさんなど、

多くのアーティストが使用しています。

ヤマハ

日本で一番知名度の高い楽器メーカー
です。

まろやかで明るい音色が評判で、
トリルや連打に強いとされています。

スマホとシームレスに連携する
第3のクラビノーバ等、
最新技術を柔軟に取り入れたモデルもあり。

カワイ

カワイは、
本物の木の響きを取り入れ、
よりピアノに近い音色
仕立てています。

さらに、
ピアノレッスンでよく使われる
ブルグミュラーや、バイエルといった
練習曲が内蔵されており、
レッスン向けの電子ピアノとして
根強い人気があります。

コルグ

電子楽器に強くシンセサイザーにも力を
入れているメーカーです。

坂本龍一さんや、
ビヨンセのキーボーディストが
愛用するシンセサイザーを造る高い技術から、
他メーカーとは違う電子ピアノを
製造しています。

コンパクトでスタイリッシュな
デザインが人気の理由です。

カシオ

最後にカシオは、
時計や電卓で有名ですが、
精密な電子機器を造る点で優れたメーカー
として定評があります。

近年、
グランドピアノに搭載される鍵盤を
使用したモデルを発表し、
低価格で高品質な電子ピアノを
実現しています。

そのコストパフォーマンスのよさから、
若者に人気があります。

まとめ

ピアノの歴史は約300年と言われており、
それに比べて電子ピアノの歴史は、
約50年です。

しかし、
近年の電子ピアノの進化は素晴らしく、
最新の電子ピアノは、タッチ感、音色等、
アコースティックピアノ
(グランドピアノ、アップライトピアノ)
ほとんど遜色ないところまで進化しています。

電子ピアノは、
アコースティックピアノに追いつけないと
言われている現状ですが、
これからの進化次第では

・・・なんてこともありえるかもしれません。

 

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