作曲の手順や楽器パートを増やす手順は人それぞれですがいい曲を作るためにおすすめの手順があるので紹介したいと思います。
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作曲の手順
- リズム
- 音色
- メロディ
- コード
です。
初心者の人はコードから作った方が作りやすいと思いますがコードから作るとありきたりのメロディが出来やすいので注意が必要です。
僕は納期が近い時なんかはコードからさっと曲を書いてしまうこともありますが時間があるときはメロディから作るように心がけています。
そしていいメロディを作ろうと思っても日本にルーツがある人はどうしても表ノリのメロディを思いついてしまいやすいのでリズムから作る、もしくはリズムを意識してメロディを作ることをおすすめします。
またこの時同時にコード感のあるメロディを考えることが大切です。
そのため慣れてくると結局メロディ、リズム、コードを同時に作っている感じになりますが最初は分けて作るようにしましょう。
リズムから作ると言っても正確には作りたい曲のイメージを固めて音楽ジャンルを絞ることをおすすめします。
例えば4拍子系の曲を3拍子系の曲に変えることは確かに出来ますが多くの場合それはどこかぎこちないもので、3拍子系の曲が作りたければ最初から3拍子系の曲を書く必要があります。
なお初心者の方は作曲時にMIDIでとりあえず打ち込んで置いてあとで音色を決めると言うやり方をしがちですがプロはほとんどしません。
人間の脳は直前に聞いた音に影響を受けてしまうため打ち込みを行ってからプリセットで音色を選ぶやり方だとプリセットの前半の音に決めがちで元々頭の中にあった音のイメージを作る、ということが出来ないためです。
ちなみに歌モノの場合プロの間でも昔より歌詞を先に作る人が増えた印象ですがこちらも独特のリズムを生み出しやすいのでおすすめです。
槇原敬之やコブクロが詩先で作ることが多いと言われています。
楽器パート作成の手順
次に楽器パートの録音の手順ですがスタジオでは以下の順で
- ドラム
- ベース
- ギターorキーボード
- その他弦楽器or管楽器
- ボーカル
リズムパートと低いパートから録っていく形ですがもちろんこの順でないといけないという決まりはなく人によって前後します。
ノリを出すために全パートを一斉に収録できるスタジオも存在します。
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