DTM用スピーカーの選び方とおすすめ

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スピーカーの選び方

DTM用のスピーカーは
観賞用のスピーカと異なり
いい音であるだけでなく
フラットな特性のものを
なるべく選ぶ必要があります。

自分の作った音楽を
聞いてくれる人の環境は
様々だからです。

特に観賞用に特化した
スピーカーはベースと
トレブルを適切に持ち上げている
ものが多いのですが
その環境でミックスをしても
他の環境で再生した場合に
物足りなくなってしまいます。

そのためDTM用途のスピーカーを選ぶ際は
モニタースピーカーと呼ばれる
スピーカーから選ぶようにしましょう。

今回はそのモニタースピーカーの中から
オススメを紹介いたしますが
その前にモニタースピーカーの
の性能を最大限引き出す為の
セッティングの方法をを学んでおきましょう。

モニタースピーカーのセッティング

スピーカーはL,Rの2台があるのが
基本ですがそれらと
自分の位置を一つの頂点として
正三角形を描くように
配置するのがいいと言われています。

またスピーカーは背面を
壁にくっつけてはいけません。
音が壁側に逃げてしまうためです。

またスピーカーに使う
ケーブルは同じ長さである必要があります。

音は波であり、
物理で習ったことがある
人も多いと思いますが
波には位相があります。

この位相がずれると
綺麗な波になりません。

つまり本来左右で
一つの綺麗な波を形成するのに
伝達距離に差があると
その合成波を構成する
波のピークの時間が異なり
いわゆる気持ち悪い音になります。

これは2本以上の
マイクで録音をする際も
問題になることです。
初心者の方には
難しいことだと思いますが
今はとにかくケーブルの長さは
揃える、と覚えていただければと思います。

おすすめのモニタースピーカー

YAMAHA MSP5

非常にフラットで、
とても作業のしやすいスピーカーです。

僕はこのスピーカーを使って
モニタリングしています。

DTM用だけでなく観賞用としても
優秀だと思います。

RCF 「AYRA 4」

15000円前後で販売されていますが
この価格帯では優秀なスピーカーです。

スピーカーのサイズが小さめな分、
パワーはやや物足りなく感じるかもしれません。

YAMAHA MPS3

前述のMSP5のワンランク下の商品ですが
YAMAHAの定番中の
定番であるモニタースピーカーです。
スモールサイズですが20Wの出力で
自宅でのDTM環境では十分なパワーが出せます。

利用者の間ではMSP5と比べて
低域がやや足りないと言われています。

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