YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選

YouTubeではアーティストのカバーを投稿した「弾いてみた」的な動画はよく見かけますが、他のアーティストに提供した楽曲のセルフカバーやオリジナルの弾き語りの動画は案外少ないことに気付きます。そうした動画は、テレビで放送されたものやドキュメンタリー映画などの断片的なものを含めてもレアなものが多いのが特徴で、YouTube上でも再生回数が多いものが目立ちます。そこで今回は、「YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選」と題しまして、洋楽邦楽を問わず、オリジナル若しくはセルフカバーで人気の動画を中心にアーティスト本人の弾き語り動画を10紹介していこうと思います。

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選

今回紹介する弾き語りは下記の通りです。

1.Taylor Swift – Wildest Dreams
2.矢野顕子×忌野清志郎 – ひとつだけ
3.Tristan Prettyman – Madly
4.Feist – Mushaboom
5.KT Tunstall – Suddenly I See
6.Paul McCartney – Blackbird
7.Bob Dylan – Blowin’ In The Wind
8.Dave Grohl – Walk
9.Eric Clapton – Tears In Heaven
10.高田渡 – コーヒーブルース

それでは各オリジナルの弾き語りの動画を見ていくことにしましょう。

Taylor Swift – Wildest Dreams

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。最初に紹介する弾き語りはテイラー・スウィフトの『Wildest Dreams』です。この曲は2014年10月に発売の5作目のアルバム『1989』に収録されており、後にシングルカットもされた切ない作品です。オリジナルの楽曲はバンド編成かつストリングスが目立ちますが、今回紹介する動画では本人がギター1本のみで弾き語りをしています。この動画は2015年9月30日にグラミー・ミュージアムで弾き語りしたもので、その美しい声とフェンダー・ジャガーによる苦みのある音が、女性の恋心と切なさも相俟って、ただただ聴く者に感動を与えます。この当時、テイラー・スウィフトは、既に大スターではありましたが、どちらかと言えばアイドル的な存在感も否めませんでした。しかし、このグラミー・ミュージアムでの演奏によって、彼女が本物のアーティストだと感じた視聴者も多く、世界中で大絶賛されました。このライブではピアノの弾き語りも素晴らしいので是非聴いてみてくださいね。

矢野顕子×忌野清志郎 – ひとつだけ

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りは『ひとつだけ』です。この楽曲は矢野顕子さんが1979年にアグネス・チャンに作品提供したものですが、1980年の4枚目のアルバム『ごはんができたよ』でセルフカバーされています。矢野さんは、ピアノがあればご自身の歌声と共に完結できるアーティストで、『ひとつだけも』もピアノによるセルフカバーで素晴らしい演奏を聴かせてくれています。今回紹介する動画は、矢野顕子さんと忌野清志郎さんとによるデュエットで、正確には1人で演奏し歌ったものではありませんが、弾き語りの魅力がギッシリ詰まった演奏なので、まずはじっくり聴いてみてください。「大切なものはひとつだけなんだよ」というメッセージがこれほどまでに温かく心に響く歌声が他にあるのだろうか?と思うくらい感動的な演奏です。また、矢野さんによるオーケストラのようなピアノの演奏にも注目してください。実に感動的です。

Tristan Prettyman – Madly

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはトリスタン・プリティマンの『Madly』です。この曲は2008年に発売されたセカンドアルバム『Hello』に収録されており、近年のサーフ・ミュージックの定番曲の一つとして人気があります。アルバムに収録されている演奏はバンド編成のものですが、今回紹介する動画では彼女の弾き語りが楽しめます。バンド編成の楽曲はもちろん素晴らしいアレンジですが、弾き語りによる一発勝負の演奏は独特の緊張感とオリジナリティがあり、彼女独特の息遣いやグルーブ感が存分に味わえます。トリスタン・プリティマンは、元々アコースティックギターによる演奏が得意だったようで、動画でもかっこいいピッキングが目をひきますが、やはり彼女の良さは男性の心を鷲掴みにするキュートの歌声でしょう。文句なしの弾き語り動画です。

Feist – Mushaboom

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはファイストの『Mushaboom』です。この曲は2004年に発売された2作目のアルバム『Let It Die』に収録された楽曲で“人生が大変な時に思い描く楽しい未来”という意味があり、ウェディングソングとしても人気があります。そのハスキーな声とフォーキーな楽曲はカナダでも人気があり、今回紹介する動画はカナダで最も権威のあるジュノー賞で最優秀新人アーティストと最優秀オルタナティブアルバムを受賞した時の映像です。演奏の途中でハプニングが起こりますが、僅か3分程の短いステージにも関わらず、たった1本のギターと声だけで聴衆を魅了させる力には驚かされますし、何よりも堂々とした姿もスターの風格そのもので圧巻です。元々の楽曲もフォーキーな演奏なのですが、やはり弾き語りによる完全オリジナルの演奏はどんなに優れたスタジオ録音よりも素晴らしいです。

KT Tunstall – Suddenly I See

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはKTタンストールの『Suddenly I See』です。この曲は2004のデビューアルバム『Eye to the Telescop』に収録されており、日本では映画『プラダを着た悪魔』の主題歌として人気ですが、今回紹介する動画では、彼女が普段演奏する弾き語りでのライブパフォーマンが楽しめます。KTタンストールの弾き語りのパフォーマンスは、今では多くのパフォーマーが採用しているスタイルですが、サンプラーでフレーズやクラップなどの音を重ね、時としてディレイなどのエフェクターも使用し、1人で演奏し、1人で歌うというのが特徴的です。今回の動画でもタップを駆使した面白い演奏が楽しめます。もちろん、歌とギターだけで完結できるパフォーマーですので、どれだけ優れた演奏をしているのか?はこの動画見ればすぐに納得していただけると思います。

Paul McCartney – Blackbird

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはポールマッカートニーの『Blackbird』です。この曲は1968年リリースの『The Beatles』に収録されているレノン=マッカートニー名義の楽曲ですが、実質はポールの作品と言えるもので、アルバムでもギターだけによる弾き語りが印象的です。ポールはイエスタデイを含め、ライブでこの曲を演奏してきましたが、今回紹介する動画では、解放弦からインスパイアされたような独特のストロークとアルペジオを交えた奏法が確認できて面白いです。また、オリジナルのアルバムと同じように、足でタップしながら渋みのある歌声を披露してくれており、歳を重ねても色あせることのない美しい弾き語りが楽しめます。『Blackbird』のギター奏法は決して難しいわけではありませんが、まるでこの楽曲のためだけにギターが存在するかのような必然性が感じられ、その無駄のない音作りにはただただ驚かされます。

Bob Dylan – Blowin’ In The Wind

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはボブ・ディランの『Blowin’ In The Wind』です。この曲は1963年リリースの『The Freewheelin’ Bob Dylan』に収録されている楽曲で、彼の代表曲でもありますが、文学的でメッセージ色の強い歌詞の内容は、50年以上経った現在においても全く古さを感じさせない普遍性があり、世界中で愛唱され続けています。フォークソングはその時代を反映した楽曲が比較的多いものですが、彼の作品には、時代を超えた「人間そのもの」が存在しており、多くのリスナーから共感されているのが特徴です。今回紹介の動画は、アルバムがリリースされた1963年のもので、ディランが堂々と楽曲を歌い上げている姿を楽しむことができます。『The Freewheelin’ Bob Dylan』には『Blowin’ In The Wind』以外にも優れた楽曲が多く収録されているので、まだアルバムを聴かれたことのない方はぜひお試しください。

Dave Grohl – Walk

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはフー・ファイターズの『Walk』です。この曲は2011年リリースの7作目のアルバム『Wasting Light』に収録されているデイヴ・グロールの楽曲で、映画『マイティ・ソー』でも使用されていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?今回紹介する動画では、デイヴ・グロールがアコースティックギターで弾き語りをしており、面白いのは、フー・ファイターズのバンド編成と何ら変わらないテンションで熱唱しているところです。また、終始コードのみのカッティングなのですが、その力強さと圧倒的なリズム感は驚異的であり、始まりから終わりまで変わることのない勢いはロックそのものです。そして、男らしい声も実に素晴らしく、コーラスが含まれているのではないかと思わせるほどに分厚い歌声で聴く者を虜にしています。

Eric Clapton – Tears In Heaven

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。続いて紹介する弾き語りはエリック・クラプトンの『Tears In Heaven』です。この曲は1992年に映画『ラッシュ』のサウンドトラックを担当した際に、その主題歌としてリリースした作品で、息子の死を悼んで作られた歌でもあります。この曲は父親になったことのある方なら、誰もが共感できる内容だと言えますが、この曲を聴いた多くの方は、クラプトン自身が息子に問いかけるように歌う姿に感動したのではないでしょうか?今回紹介する動画は、ライブパフォーマンスでの演奏ではなく、TV番組でのワンシーンですが、素の状態で飾り気のない弾き語りは、より現実味があり、切なさと悲しさがストレートに伝わってくる大変貴重な映像です。ノイズも多く、聴き難い箇所もありますが、この楽曲の良さが味わえるものなので、この動画を選ばしていただきました。

高田渡 – コーヒーブルース

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選。最後に紹介する弾き語りは高田渡の『コーヒーブルース』です。この曲は1971年のアルバム『ごあいさつ』に収録されている楽曲で、京都三条堺町通に実在するイノダコーヒー本店を歌っています。日本には、フォークの神様や大御所と呼ばれる方は数多く居ますが、高田さんほど人生がフォークそのものだった方はおそらく居ないでしょう。曲の内容はどうだっていい日常の一コマなのですが、それがブルースの様で、妙に親近感があるから不思議です。嘆きであったとしても、誰かのせいにしていないところが素晴らしいです。『ごあいさつ』には、これぞ弾き語りと言える内容の楽曲が数多く収録されているので、ぜひお試しください。

YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選【まとめ】

「YouTubeで人気のオリジナルの弾き語り10選」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?アーティスト自身によるオリジナル楽曲やセルフカバーの弾き語りは、自作自演ということもあって、よりストレートに楽曲の良さが伝わってきますが、歌はもちろんのこと、楽器の演奏にも独特の味があって非常に面白いです。また、ギターやピアノで弾き語りを始めたばかりの人には、今回紹介した動画は参考になるポイントがたくさん見つかると思いますので、真似してみるのもおすすめです。そして、空気感や間というものは、バンドやアンサンブルとは異なり、1人で演奏する場合は自分よがりになってしまいやすいので、そういった部分も今回紹介した動画で参考にしていただければと思います。

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