DTMでおすすめのドラム音源ランキング5

ポピュラーミュージックの音楽制作において今では必要不可欠なDAWですが、導入してから次に環境を整えていく上で揃えておきたいのがプラグインです。

プラグインはDAWに付属しているものでも強力なツールとして活用はできますが、サードパーティ製のプラグインを使用することで、より個性的な音作りが可能になります。中でも、ドラムの音源は、楽曲の要になるので、DAWを使用しての音楽制作において極めて重要な役割を果たします。

そこで今回は、「DAWでおすすめのドラム音源ランキング【2020年】」と題しまして、人気のドラム音源上位7つを紹介し、ドラム音源の選び方のヒントを含めて詳しくお伝えしていきたいと思います。

【2020】DAWでおすすめのドラム音源ランキング

今回は、下記の内容でお伝えしていきます。

目次

ドラム音源の選び方

DAWを使用して音楽制作をする際に必要不可欠な存在としてプラグインがあります。プラグインにはドラムやベース、ギター、ピアノ、シンセサイザーといった音源と、コンプレッサーやイコライザー、ディレイといったエフェクターのものがあります。

今回は、楽曲の要となるドラム音源についてお伝えしていますが、ドラム音源の選び方としてポイントとなるのは、自分自身がどのような音楽を作りたいのかがカギです。ドラム音源は、さまざまなメーカーから発売されていますが、どのドラム音源もそれぞれに音色の特徴があり、活用できるジャンルがハッキリしています。

DAWでおすすめのドラム音源ランキング【2020】

Native Instrument Battery

ドラム音源の中にはオールマイティーに、あらゆるジャンルをカバーできるモデルもあります。

その中でも代表的なのがNative Instruments社のBatteryで【2020】DAWでおすすめのドラム音源ランキング第7位にランクインします。

使い勝手の良さではもっと上位にランクインさせてもいいと思いましたがKompleteシリーズに服mれており個別に購入することは少ないと思ったため7位にしています。

Batteryは現在バージョン4までリリースされていますが、ポップスやロック、ジャズ、エレクトロ系のドラム音源をジャンルごとに使用できるので、初めてのドラム音源としては扱いやすい音源と言えます。

コストパフォーマンス [star rate=”3″]
プリセットの充実度 [star rate=”3″]
使い勝手 [star rate=”4.5″]
音質 [star rate=”4″]
動作の軽さ [star rate=”4″]
総合点 18.5/25点

最初に購入するドラム音源は、先述のBatteryが扱いやすく無難ではありますが、作りたい音楽がハッキリしている場合は、これから紹介するドラム音源をぜひ参考にしてみてください。

Ensemble Drums

こちらはサントラ・シネマティック用のドラム音源として評価が高くエフェクト設定違いのバリエーションなどを含む、62種類の音色を奏でることが可能です。

KONTAKTで使用可能ですがKompleteシリーズには含まれていないため別で買う必要があります。

コストパフォーマンス [star rate=”3″]
プリセットの充実度 [star rate=”3″]
使い勝手 [star rate=”4″]
音質 [star rate=”5″]
動作の軽さ [star rate=”4″]
総合点 19/25点

SPECTRASONICS Stylus RMX “Xpanded”

Stylus RMX “Xpanded”は、エレクトロニカ系だけでなく、ジャズやポップス、ダンス・ミュージック、R&B、映画音楽など、あらゆるジャンルに対応しているのもポイントです。同音源の特徴は、何と言っても高音質且つクリアで抜けの良い分厚いサウンドでしょう。そして、操作性に優れたGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で、使い方もシンプルなのがポイントです。

音を選ぶ際は、MIDIデータによるフレーズがジャンルごとに納められているので、気になるフレーズをクリックで音出しして、気に入ったらそのままDAWにフレーズごとペーストすることができます。MIDIデータなので、エディットもしやすく、音を加えたり消したりといった作業も簡単におこなえます。

もちろん、ステップ入力も可能で、感覚的にはサンプラーと同様のエディットができます。また、数千種類のグルーブとサウンドが収録されたコアライブラリーはエレクトロニカ系やダンス・ミュージックの音楽制作にもってこいの内容で、グルーブのミックスは個々のトラックに分割されているため、気になるグルーブだけを使用したりすることも可能。

さらに、サードパーティ製の強力なライブラリを追加することもできるので、エレクトロニカ系の音楽をメインに音楽制作をしている方はぜひチェックしてみてください。

  • 容量:15GB
  • 推奨メモリー:4GB
  • 再生エンジン:S.A.G.E.(Spectrasonics Advanced Groove Engine)
コストパフォーマンス [star rate=”4″]
プリセットの充実度 [star rate=”3″]
使い勝手 [star rate=”4.5″]
音質 [star rate=”3.5″]
動作の軽さ [star rate=”4.5″]
総合点 19.5/25点

XLN AUDIO Addictive Drums2

同音源は、Addictive Keysと同様、高音質なのにもかかわらず、容量が少ない上に快適な動作が特徴で、世界中の素晴らしいドラムサウンドをスタジオクオリティのまま使用することができます。

中でも、ハードロックやメタル系のドラムサウンドに特化していて、全体的に派手で抜けの良い音をしています。使い方は、シンプルにMIDIデータのフレーズを選び、音を鳴らしながらドラムの種類を選択します。

また、使用したいフレーズを入力すると、その入力情報に近いフレーズを呼び出してくれる機能もあります。それらのフレーズは全てMIDIデータなので、DAW上で簡単にエディットすることも可能。

そのほかにも、DAW上で他のトラックを再生しながらドラムの音色を選ぶことができるので、想像とは違った楽曲に仕上げることもできます。そのほかにも、同音源は新たに専用の音源を追加していくこともでき、XLN AUDIOのオンラインショップでは視聴もできるのでぜひチェックしてみてください。

そして、XLN AUDIOはオンラインショップ上でよくセールをおこなっていて、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。

  • 容量:3GB以上
  • 推奨メモリー:4GB
  • 再生エンジン:AD2エンジン
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プリセットの充実度 [star rate=”4″]
使い勝手 [star rate=”3.5″]
音質 [star rate=”4.5″]
動作の軽さ [star rate=”3.5″]
総合点 19/25点

TOONTRACK EZ DRUMMER 2

同音源は、容量が4GBほどで動作も軽いのが特徴で、最初のDAW用のドラム音源としてもおすすめです。というのも、同音源は、予め用意されたドラムフレーズが8,000パターンほど備えていて、ドラムキットをマウスでクリックしながら演奏し、その内容から似たフレーズを検索して呼び出してくれます。

また、バスドラムのリズムを他のパートと被せるといった設定も簡単におこなうことができます。

さらに、1曲分のリズムパターンを好きなように組み合わせて作り上げることが可能なソングライター機能や、曲の構成を指定することで自動的にドラムトラックを組み立ててくれる機能もあります。もちろん、これらのフレーズやパターンはMIDIファイルなので、自由に組み立てるといった編集も可能です。

  • 容量:4GB
  • 推奨メモリー:4GB
  • 再生エンジン:EZ DRUMMER 2 ENGINE
クリプトン・フューチャー・メディア
¥17,950 (2024/11/10 01:06時点 | Amazon調べ)
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プリセットの充実度 [star rate=”4″]
使い勝手 [star rate=”4″]
音質 [star rate=”4″]
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総合点 19.5/25点

FXPANSION BFD3

同音源は155GB(占有ディスク容量は約55GB)の大容量なので、できれば快適に動作できる容量の確保が望ましいです。音質は先述の通り、非常に高音質で、あらゆるジャンルのオケに馴染みやすいのがポイント。

また、操作も簡単で、好みのジャンルからパターンを選択することですぐに楽曲へドラムを加えることができます。もちろん、同音源のパターンはMIDIデータなので、モニタリングしながらエディットすることも可能です。

さらに、BFD3は、前バージョンのBFD2とBFD1に加え、専用の拡張音源のデータも簡単に取り込むことができ、取り入れたデータは、好みのジャンルやパターンをすぐに検索して呼び出すことができます。

BFD2はどのジャンルでも万能に使用することができ、ドラムの専門的知識がなくても、比較的容易にドラムトラックが作れるので、ドラム演奏に自信がない方にもおすすめのドラム音源だといえます。

ただ拡張音源を購入しないと元の音源はジャズ・クラシックよりでロック向きの音色が少ないのが少しだけマイナスポイントです。

  • 容量:155GB(独自のロスレス圧縮により、占有ディスク容量は約55GB)
  • 推奨メモリー:8GB
  • 再生エンジン:独自の再生エンジン
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プリセットの充実度 [star rate=”3.5″]
使い勝手 [star rate=”5″]
音質 [star rate=”5″]
動作の軽さ [star rate=”3.5″]
総合点 21.5/25点

TOONTRACK SUPERIOR DRUMMER 3

同音源の総容量は235GBもあり、音質は未加工の44.1 kHz/24bitで、サウンドステレオから最大11chのサラウンドに対応。ドラムは7種類のキットに25のスネア、16種類のキックを収録していて、ロックはもちろん、ハードロックやヘヴィメタル、ブルースといったさまざまなジャンルに対応。

そして、350種類のヴィンテージ・ドラムマシン・サウンドまで収録しているので、ダンス・ミュージックやエレクトロニカ系の音楽制作も可能です。また、同音源には、オーディオデータからMIDIデータへ変換できる機能「TRACKER」を搭載。

さらに、35種類のエフェクトを搭載した「MIXER」や膨大なプリセットを簡単に検索できる「GROOVE」が搭載しています。SUPERIOR DRUMMER 3は、大容量で高スペックなパソコン環境が必要に思われがちですが、要件を満たした環境であれば問題なく動作するので、初めてのドラム音源としてもおすすめできます。気になる方はTOONTRACKのページをチェックしてみてくださいね。

金物はBFDの方がリアルですがタムはSuperior Drumの方がいいと思います。

  • 容量:235GB
  • 推奨メモリー:8GB
  • 再生エンジン:SUPERIOR DRUMMER 3 ENGINE
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プリセットの充実度 [star rate=”4″]
使い勝手 [star rate=”5″]
音質 [star rate=”5″]
動作の軽さ [star rate=”4″]
総合点 22/25点

まとめ

「DAWでおすすめのドラム音源ランキング5【2019年】」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?DAWを使用した音楽制作において、ドラム音源は作品の要となる非常に重要な役割を果たします。

ドラム音源を購入する際のポイントは、自分自身が作りたい音楽に合うモデルを選ぶことですが、大容量なモデルや高スペックなパソコン環境が求められるモデルもあるので、その辺りは注意が必要です。

ドラム音源を初めて購入する場合は、今後の音楽制作の環境などを考慮しつつ、あらゆるジャンルをカバーできるオールマイティーなモデルを選ぶのもひとつの方法だと言えます。皆さんの参考になれば嬉しいです。

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